時代を先取りしていたか・・・
この本が発行された2003年に直ぐに読んだ。
あまりにもspiritualなことが書かれていて、本当に経営コンサルタントとして、こういう話は個人的に信じても、公言するのはちょっとマズイのでは?と当時思った。
しかし、たった3年の間に、spiritualなことに対する社会の理解が飛躍的に増えたと思う。
私自身、今この本を読んでも違和感がない。
その点、船井氏は相当時代を先取りしていたと思う。そして、今も時代を先取りしている人間だと思う。
船井幸雄をはじめるならここから
いくつかの船井幸雄氏の本を読んでみたが、本書は著者の近年の言いたいことをまとめ締めくくっているといえる。 「この世は人間塾」とはトランスパーソナル心理学では広く言われていること。 また、経済学教授の飯田史彦氏も「生まれ変わり」をベースに現世でどう生きるかの指針を提供してくれている。 この魂のライフサイクルを主張する流れは、今後はもっと広がってくるだろう。本書は、これを経営者の間に広める役目を果たしているといえる。 ただ、どことなく「私は特別な人間だ」という雰囲気があちこちに感じられ、それが読者との距離を作ってしまっていると感じた。 フォトン・ベルトやシューマン共振など興味深いキーワードを解説しているが、ざっと概要を紹介する程度で物足りないと感じる向きも多いだろう。 今までスピリチュアルな世界に触れたことのなかった人々が、入門書とするのにはよいのではないだろうか。
批判的精神が必要では?
様々な超科学現象が紹介されていますが、手放しで評価するのはいかがかとおもいました。経営コンサルタントとしての姿勢に疑問を感じます。単なる読み物としてもマユツバものの連続だと辟易として署名との間に乖離を感じました。
この世の役割は「人間塾」
船井氏の今までの本の集大成というべきものです。 特に「シューマン共振」には関心を持ちました。彼の1996年初版の『百匹目の猿』の中で足立育郎氏が述べられている「地球の波動がよりハイレベルになってきていて、その波動に合わないものは生き残れない」というのはこの「シューマン共振」に他なりません。シューマン共振の周波数は、かつて七・八ヘルツで安定していて、「地球の脳波」と呼ばれていたそうです。「シューマン共振」の七・八ヘルツというのは深い瞑想状態になったときの周波数に近い数値で、シータ波と呼ばれています。私たち人間は起きているときの脳波は、普段、ベータ波とアルファ波で、ベータ波優位です。 これを読んで私はアルファ波優位の脳波になるために、物事になるべく動じない心を培っていきたいと思いました。また彼のいう「エゴをなくし、世のため人のために生きる」ことがいずれできるようになりたいと思います。 2012年の冬至にはポールシフトが起きる可能性があるそうです。私の調べたところノストラダムスはこのとき太平洋が凍ると予言しています。まちがいなくポールシフトは起きるでしょう。
10年後の未来にむけて
10年後に地球は大きく変化する。シューマン振動数があがり意識を変えないと生き残ることはできない。最近この2013年ごろに地球がかわるという説をここあそこで聞きますが、この本はその2013年に向けての意識の変革と生き方の指南書という向きがあります。ご本人みずから「やっとここまで書ける時代がきた」と書かれてありましたが、この本にかかれているこの世の法則や自分という存在のあり方は、目からうろこがおちると同じに非常に説得力のあるものです。価値観が大きく変わりいく現代で生き方に迷っている方にぜひ一読をお勧めします。
ビジネス社
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